日本農薬、「ルリコナゾール」中国で販売開始2013年9月12日
日本農薬は9月12日、外用抗真菌剤「ルリコナゾール」を中国で販売開始すると発表した。
ルリコナゾールは、日本農薬が殺菌剤の研究などをもとに開発した医薬品で、白癬症、カンジダ症、癜風に効果があるとして医家向けに販売されている。日本では2005年7月から(株)ポーラファルマとの共同開発で「ルリコン」の商品名で販売され、国内ブランド1位の売り上げをほこる。
中国での販売は、インドで10年に販売したのに続く海外展開で、住商ファーマインターナショナルを通じて、現地の販社に原薬を輸出し、中国向け製品を製造して販売する。中国の外用抗真菌剤市場は約700億円あるが、年率10%で成長しており、同社の売り上げに「将来的には大きく貢献するもの」と期待している。
ルリコナゾールは現在、米国で承認申請中であるほか、世界の各地域でも開発がすすめられている。日本農薬では、「研究開発型企業として、農薬の研究、開発を通じて、関連する医薬、動物薬など周辺関連事業分野への応用、展開を検討していく」としている。
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