水稲用初期除草剤「かねつぐ」を上市 BASF2014年1月9日
BASFジャパンは12月、新規水稲用初期除草剤「かねつぐ1キロ粒剤」を上市した。
「かねつぐ1キロ粒剤」の有効成分は、シクロスルファムロン(BASF開発剤)にプレチラクロールをあわせた2成分だ。
多年生雑草や一部のSU(スルホニルウレア系除草剤)抵抗性雑草など、幅広い雑草に高い効果が長く続く。 また、田植同時散布ができるので農作業の省力化にも役立つ。
剤の名前の由来は、戦国武将として有名な直江兼続。兼続は、新田開発を進め農業の育成に偉大な業績を残したとされており、同剤も「農家の役に立つ除草剤」(同社農薬事業部)になってほしいとの願いで開発された。
同社は「かねつぐ」に引き続き、シクロスルファムロンとプレチラクロールの2成分をあわせた除草剤ラインナップ拡大をめざし、今後も開発をすすめる考えだ。同剤を「主要な水稲除草剤の一角を担える商品群へ育成したい」と期待している。
(写真は製品パッケージ)
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