2つの作用で高い効果「プリンススピノ粒剤6」2014年3月7日
BASFジャパンは2月、新規水稲育苗箱専用殺虫剤「プリンススピノ粒剤6」を発売した。
「プリンススピノ粒剤6」は2つの作用で幅広い水稲害虫に優れた効果を発揮する。
有効成分はフィプロニルとスピノサドの2成分で、は種時から移植当日までの幅広い時期に使用することができ、「ダブルの効果で、死角なし」のキャッチフレーズ通り、幅広い殺虫活性を持つフィプロニルをスピノサドがさらに補い、両成分による相乗効果が期待できる。
とくに、フタオビコヤガをはじめとしたチョウ目害虫や、フィプロニル低感受性イネドロオイムシに対して高い効果を発揮する。また、スピノサドは天然物由来の成分なので特別栽培米で化学合成農薬に使用回数にカウントされないというのも大きな特徴のひとつだ。
主な販売地域は関東甲信越・東北・北海道が中心となる。
同社では「今後も、このプリンススピノをコアとして、いくつかの殺菌剤との混合剤も継続的に市場投入していく予定」(化学品・農薬統括本部農薬事業部)にしており、水稲生産者にとって魅力あるラインナップの拡充をめざすとしている。
製品の問い合わせは、BASFジャパン化学品・農薬統括本部農薬事業部(TEL:0120-014-660)まで。
(関連記事)
・13年業績、農業・エネルギーが好調 BASF(2014.03.04)
・水稲用初期除草剤「かねつぐ」を上市 BASF(2014.01.09)
・【農薬登録情報】BASF嵐プリンススピノが登録(2013.12.10)
・2020年までの農業関連売上目標を上方修正 BASF(2013.10.18)
・被災地に「あそび・いこいの場」 BASF(2013.09.06)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































