13年業績、農業・エネルギーが好調 BASF2014年3月4日
BASF(本社、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は2月25日、2013年の業績を発表した。売上高、利益ともに前年比増となった。
売上高は前年に比べて3%増の740億ユーロだった。売上高が増えたのは、石油・ガス部門と農業関連製品部門の販売量が増えたのが要因。特別項目控除前営業利益(EBIT)は同8%増の72億ユーロ。純利益は微増の48億ユーロだった。また、営業キャッシュフローは79億ユーロとなり「過去最高レベルだった」(財務責任者)。
農業関連製品部門は、売上高が同12%増の52億ユーロ、特別項目控除前EBITは同18%増の1億8500万ユーロと、ともに大きく増収増益となった。その要因としては、販売量と販売価格がわずかに上がったことに加え、「米国のベッカー・アンダーウッド社(農業関連事業会社)の買収が貢献した」と分析している。
2014年の業績についてDr.クルト・ボック会長は、「頼もしい追い風は期待できないが、世界経済の回復は慎重ながらも楽観的」との見通しを立てた。また、世界の化学産業の成長率は「前年と同水準」と予想し、「買収や事業分離を除くかたちで販売量増をめざす。厳しい市場環境は続くが、好調な業績になる」として、売上高は減少するが、利益面では微増になると予測している。
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