米国で化学教育を支援 4年で100万ドル ダウ2015年1月27日
ダウ・ケミカル(本社、米国・ミシガン州)は米国で、化学教育への支援として4年間で総額100万ドルを提供する。
支援は、昨年設立された米国化学教師協会(AACT)に活動資金を提供するかたちで行う。同協会は世界最大の科学団体である米国化学界(ACS)が2014年に設立した団体で、日常生活に根ざした一流の科学教育の推進をめざしている。
AACTによれば、米国の高校で化学を教える教員のうち、化学の学士を持ち、化学の教育免許を持つ者は35%程度しかいないという。
ダウは、教師の支援、生徒の学力向上、キャリア開発などを行い、化学教育分野の未来の人材を育てる。具体的にはAACTと共同で、米国の各都市で教師サミットを随時開催するほか、マルチメディア教材、実験教材などを幼小中高校へ提供する予定だ。
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