ロシアで浅耕農法推進 ダウ2014年2月12日
環境負荷減らす新たな技術
ダウ・ケミカル(本社、米国・ミシガン州)はロシアで、温室効果ガスの排出量を減らした持続可能な農業を促進するため、浅耕農法などの新たな技術の普及活動を開始した。
ダウ・アグロサイエンスは「Nexere(ネクセラ)」のブランドで、飽和脂肪の少ない交配ナタネ品種を開発し、普及に取り組んでいる。
この品種の生産面での特長は、浅耕栽培に最適だという点だ。土を深く耕やすための重機の使用が減るため、燃料や温室効果ガスの排出量を減らすことができる。また、浅耕によって炭素系物質を土壌中に留めることができるので保水性を高め灌漑の必要性を減らしたり、作物の病害虫への抵抗性を高め農薬の使用量を減らすなどの効果もある。
同社は、ロシアの農業経営大手ADVAGと契約し、同国内5農場でこの品種の生産を拡大するほか、浅耕農法習得のための農家向け研修などを行う。
5農場合計の温室効果ガス排出量削減量は10年間で10万tを見込んでいる。
同社はソチ冬季五輪の公式カーボン・パートナーとして、五輪開催によって発生する温室効果ガス排出量の低減にも取り組んでいる。
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