世界で戦える優良企業へ-日本農薬 新中経策定2018年11月14日
日本農薬(株)は11月13日、新中期経営計画を公表した。農薬化学事業で培ってきた技術をさらに高めることにより人類の未来に貢献するグループをめざす。
日本農薬は▽安全で安定的な食の確保と、豊かな生活を守ることを使命として社会に貢献する、▽技術革新による新たな価値の創出にチャレンジし市場ニーズに応える、▽公正で活力ある事業活動によりすべてのステークホルダーの信頼に応える、を基本理念に将来のありたい姿を日農グループビジョンとして掲げている。
ビジョンでは、農薬化学事業で培ってきた技術をさらに高めることで人類の未来に貢献することを目標に、2021年度には売上高1000億円を達成し、さらに継続的な創薬で社会に貢献するために多国籍大手4社に次ぐ同2000億円規模の研究開発型企業をめざすとしている。
このビジョン実現に向け新中期経営計画(2019年度~2021年度)「Ensuring Growing Global2021-グローインググローバルを確実に」を策定した。 これまで「収益性の向上」と「グループ力強化」を2本柱として事業展開をしてきたが、新中期計画ではこれまで実施してきた成長戦略の収益貢献を加速し、グローインググローバルを確実にするために基盤強化を行う。また、M&Aや提携、品目買収など事業拡大への取り組みを継続し事業規模を拡大する。
2021年9月期計画では連結売上高800億円(目標売上高1000億円)、営業利益60億円、海外売上高505億円、海外売上高比率63%としている。
(関連記事)
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