農薬危害防止運動がスタート-農水省2020年6月2日
農林水産省は6月1日から厚生労働省と環境省等と共同で「令和2年度農薬危害防止運動」を始めた。
今年度の新たな運動テーマは「農薬は周りに配慮し正しく使用」。農薬使用者のほか、毒物劇物取扱者、農薬販売者などを対象に農薬の取り扱いに関する正しい知識の普及と啓発に取り組む。
今年度は新型コロナウイルス感染防止に十分に配慮し「3密」を避けて実施するほか、外出自粛など地域の状況に応じて取り組みを進める。
農林水産省が5月29日に公表した農薬事故の発生状況のとりまとめによると、農薬の使用にともなう人に対する事故は平成30年度は25件だった。前年度は21件だった。
おもな原因は、農薬の調製または散布時にマスクやメガネなどの防護装備が不十分だった事例が6件、土壌くん蒸剤(クロルピリン剤)を使用したときに被覆をしなかったか、何らかの理由で漏洩した事例が4件、保管管理が不適切で誤飲した事例が3件などとなっている。
また、農作物や魚類への被害は前年度の16件に対し12件だった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日