果樹用殺菌剤「セルカディス Dフロアブル」発売 BASFジャパン2021年2月8日
BASFジャパンは2月1日、果樹用殺菌剤「セルカディス Dフロアブル」を発売。りんご、なし、もも、ネクタリンなど、果樹に発生する主要病害の防除に効果を発揮する。同社と日本曹達の共同開発で、両社が販売する。

「セルカディス Dフロアブル」は、SDHI剤のゼミウムと多作用点殺菌剤ジチアノンの混合剤で、作用の異なる2成分の混合剤のため耐性菌管理に有効で、既存薬剤の耐性菌にも効果を発揮。また、様々な病害に対して予防効果と治療的効果があり、移行性が高く、長い残効性がある。
ゼミウムは幅広い病害を防除する効果に加え、浸達移行性に優れているため、成分が葉の表面から内部に移行し、植物内部にいきわたる。また、植物表面に吸着するため、長期間病害を防除することが期待できる。「セルカディス Dフロアブル]
は、ジチアノンの安定した予防効果も併せ持ち、果樹生産者にとって主要病害防除の新たな選択肢となる。
BASFジャパンのアグロソリューション事業部マーケティング部ディビジョンヘッド野田信介氏は「特定の薬剤を使い続けることは耐性菌の発生につながり、結果的に作物の収量に甚大な影響をもたらしかねない。様々な病害防除の選択肢を提供することで、大切な作物を病害から保護できるよう支援したい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
"強い農協"仲間と共に 元JA熊本経済連会長・上村幸男氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年6月19日
-
"強い農協"仲間と共に 元JA熊本経済連会長・上村幸男氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年6月19日
-
小さくなって人気が出たヒマワリ【花づくりの現場から 宇田明】第62回2025年6月19日
-
媒体取扱手数料を新設 農林中金2025年6月19日
-
国連が制定「サステナブルガストロノミーの日」記念祭を開催 AgVenture Lab2025年6月19日
-
【JA人事】JAあまるめ(山形県)佐藤一彦組合長を再任(6月8日)2025年6月19日
-
女の伝えたイモ・ホドイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第345回2025年6月19日
-
2年連続で減収 信頼回復に力 日本穀物検定協会2025年6月19日
-
配合飼料供給価格 トン当たり約2200円値下げ 令和7年7~9月期 JA全農2025年6月19日
-
ダイナミックフェア出展するやまびこジャパン 36Vの動力噴霧機やハンディーソー、ラジコン草刈機を紹介 JA全農いばらき2025年6月19日
-
JAぎふ稲羽支店がオープン JA全農岐阜2025年6月19日
-
いちご新規就農者研修生募集 JA全農岐阜2025年6月19日
-
営農支援フェア2025に2000人超来場 最新農機を展示・実演、セルフメンテナンス講習も実施 JAグループ宮城2025年6月19日
-
都市と農をつなぐ学びの場 大学生が企画「五感で学ぶ親子食育ツアー」開催 全国農協観光協会2025年6月19日
-
肥料価格高騰緊急支援で上限10万円の給付金 県内各所で説明会 千葉県2025年6月19日
-
GREEN×EXPO 2027の "応援の輪"広がる 横浜のイベントや赤レンガ倉庫で「Blooming RING」配布 2027年国際園芸博覧会協会2025年6月19日
-
非常食に新しい選択肢「お米でできた麺で食べる 米めん」シリーズ登場 ケンミン食品2025年6月19日
-
全国の『地牛乳』や国産牛肉を直売「第8回らくのうマルシェ」開催 全酪連2025年6月19日
-
坂口農園 「ありがとう」の文字入りメロン ふるさと納税返礼品に登場 石川県小松市2025年6月19日
-
プロ野球チーム「佐賀アジアドリームズ」ホームタウンの耕作放棄地で米づくり開始2025年6月19日