丸の内で小粋に「グラムマルシェ」 三菱地所2013年9月13日
9月11、12日の2日間、改装を終えた東京駅正面前の丸ビル1階マルキューブで「Gramme Marche(グラムマルシェ)」が開催された。
この催しは、三菱地所(株)が、都市における食のあり方について取り組んでいる「食育丸の内」プロジェクトの一環で、同社の主催、「フード・アクション・ニッポン」推進本部の後援で開催された。農産物などの「量り売り」をテーマとしたイベントだった。
会場には全国各地から、野菜や果物、お茶、ジャムなどの加工品を取り扱うフードショップ13店舗が出店、各店舗とも、自慢の農産物などを「量り売り」した。
「グラムマルシェ」とは、消費者が欲しいものを必要なだけ買い求める売り買いのスタイルで、グラム単位で計り販売されることから「グラムマルシェ」と称されている。
欧米では現在も、量り売りが主流だ。もともとは、多種多様なチーズの量り売りという文化が有ったからともいうが、日本でも量販店が市場を独占するまでは、基本は量り売りだった。
最大のメリットは、消費者が必要な量だけ買えること。作りすぎや食べ残しなどの無駄が出ない。生産者はまとめて出荷出来るし、個別包装のコストや手間も不要となる。流通面での無駄も少なくなる。しかし会話を伴う対面販売は避けられない。
対面販売を面倒と思うか、買い物の楽しさと思うか、人それぞれだろうが、来場者の多くの人が笑顔を見せていた。現代の日本人にとっては、新しいライフスタイルの提案でもある。 「グラムマルシェ」のコンセプトである、「量り売り」のための計量器を提供したのは、(株)寺岡精工だ。使われたのは同社の「LUXEED(ルクシード)」。計量部(皿)と本体が一体化したデザインが特徴のコンパクトでシンプルな「はかり」だ。
「ルクシード」と連動するのは、ハンディPOS「ウイズショップ」。登録された買い物データを精算し、プリンターから精算レシートを発行する。
計量器「ルクシード」とハンディPOS「ウイズショップ」についての問い合わせは、同社営業推進企画部(TEL:03-3752-5510)まで。
(写真)
グラムマルシェで活躍した計量器「ルクシード」
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