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コープ商品60周年記念ニュースレター 北海道十勝のJA中札内村の山本勝博組合長も登場 日本生協連2020年4月21日

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 日本生活協同組合連合会(日本生協連)は4月20日、「日本生協連ニュースレター」コープ商品60周年特集号の第2回目となる「コープ商品 産地とのつながり」編を発行した。

「北海道のそのまま枝豆」開発者の山本勝博組合長。ニュースレター?コープ商品60周年特集号 vol.2?「コープ商品 産地とのつながり」編から。「北海道のそのまま枝豆」開発者の山本勝博組合長。
ニュースレター?コープ商品60周年特集号 vol.2?「コープ商品 産地とのつながり」編から。

 日本生協連は、1960年のコープ商品第1号「生協バター」の発売から60周年を迎えたことを記念し全5回のニュースレターを発行することとしている。

 今回第2回目となるニュースレターは、日本生協連がコープ商品を開発するうえで大切にしてきた「5つの約束」※の1つ「想いをつなぎ、共感を広げます」をテーマとする「コープ商品 産地とのつながり」編として「そのまま枝豆」「フリーリア」「無着色ひとくち明太子」の"産地とのつながり"を紐解く内容となっている。

 ニュースレターが最初に紹介するのは、「北海道のそのまま枝豆」の"産地とのつながり"について。コープの冷凍野菜で売り上げNo.1の「北海道のそのまま枝豆」の安全安心、おいしさを支える"産地とのつながり"が紹介されている。

 1996年に発売された「指定産地 北海道のそのまま枝豆」について、「枝豆は鮮度が命です。JA中札内村では収穫してから3時間以内に急速冷凍加工します。工場ではていねいに洗った枝豆を画像センサーで選別し、ムラなく加熱。味付け後はマイナス196度の液体窒素をふきかけるなどして瞬間凍結します」などと簡潔に紹介する。

 そして商品開発当時のエピソードをJA中札内村代表理事組合長の山本勝博さんの言葉を交えて紹介。「冷凍の枝豆がまだ珍しかった当時、生産開始にあたり生協の理解を得るのが大変だったという山本勝博さん。当時を振り返り、「生協から『冷凍の枝豆?そんなもの買う?』と言われてしまうとなかなか販売網は広がりません。でも生協さんのご理解と後押しがあって全国のみなさんに食べていただける枝豆事業にまでたどりつけました。」と産地と生協とがつながりをつくっていく様子を垣間見ることができる。

 2つ目は「フリーリア シリーズ」の"産地とのつながり"。これは作った人の顔が見える化粧品「フリーリア シリーズ」(1999年発売)の原料となるバラを、宮城県登米市迫町の専用バラ園で栽培するところから始まる。(株)ナリス化粧品の管理のもと大切に育てられ、1本1本ていねいに手摘みした色も香りも異なる4色5種類の生のバラから、国内の工場でバラエキス(高濃度バラエキス=ハイブリッドローズ花エキス)を精製・抽出し製品がつくられていることがよくわかる。

 3つ目は、「無着色ひとくち明太子」の"産地とのつながり"。メーカーや産地と連携し、品質とおいしさを保つノウハウを徹底。2011年に発売された無着色ひとくち明太子は、アラスカ産の船上凍結品を使う。製造を担うマルキュー食品(株)の社長、工場長が現地で品質を確認して買い付けをし、買い付け原料の中からコープ商品用はさらに厳選するという。着色料・発色剤不使用で、ひと口サイズにカットし食べやすい製品となっている。

(※)「5つの約束」とは、コープ商品のブランドメッセージ「想いをかたちに SMILING CO-OP」を実現するための次の5つの約束のこと。▽安全と安心を大切に、より良い品質を追求します。▽くらしの声を聴き、価値あるものをつくります。▽想いをつなぎ、共感を広げます。▽食卓に、笑顔と健康を届けます。▽地域と社会に貢献します。

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