石川県能美市特産 無農薬栽培・国造ゆずの「コンフィチュール」発売2020年6月26日
石川県輪島市の(株)柚餅子総本家中浦屋は、いしかわ中小企業チャレンジ支援ファンド事業の支援を受けて開発した「国造ゆずピュアコンフィチュール」と、業務用商品の「国造ゆずコンフィチュール」を発売した。
国造ゆずピュアコンフィチュール
同社は、古くから丸柚餅子を作り継いできた地域一番の「ゆべしとゆず」を使った食品の専門メーカーとして、産地の関係者と研究会を発足して国造ゆずの商品開発に取り組んでいる。
国造ゆずは石川県能美市の国造地区で1981年から「農薬・化学肥料不使用」「有機肥料使用」による環境保全型農業で栽培しており、2018年に石川県特別栽培農産物として認証された。平均年齢80歳の人生経験豊かな高齢農家が、心を込めて我が子のように大切に育てている。最大収穫量は10トン(裏作2トン)で、直売や食品加工原材料として販売されてきた。
「国造ゆずピュアコンフィチュール」は、国造ゆずのなかでも小ぶりで種がない「多田錦」種を使用。丸ごとすり潰し、ゆず皮のフレーバーと果肉のみずみずしさ、程よい苦味と酸味を活かし、砂糖を使わず米飴の甘さだけで仕上げている。
そのままパンやクラッカー、チーズにつけて食べたり、ジェラートやヨーグルトのデザートソースにしてもおいしい。また、ドレッシングや味噌などの調味料に混ぜて、ソースの隠し味として料理にも使える。
「国造ゆずピュアコンフィチュール」は、業務用も同時発売。業務用商品は、国造ゆずを地元で普及することを目的に、石川県内の飲食店、宿泊施設、菓子店などで使用してもらうほか、国内外でも販売。国造ゆずとグラニュー糖だけで加工し、価格、業態など用途に応じてアレンジできる。
(動画)
【国造ゆず生産者】
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日
-
【役員人事】全国農協保証センター(6月26日付)2025年6月27日
-
適用拡大情報 殺虫剤「プレバソンフロアブル5」FMC2025年6月27日
-
【役員人事】日本協同組合連携機構(6月26日付)2025年6月27日