外食産業の人材を農業へ派遣 コロナ禍の雇用を守るプロジェクト始動 YUIME2020年8月27日
農業支援事業を行うYUIME(株)は、ワタミ(株)など新型コロナウイルスの感染拡大の影響をうけて休業中の外食店舗に勤務する従業員に、優先的に農業の派遣先を提供する「食」と「農」を結ぶプロジェクト「Table to Farm(テーブルから農地へ)」を9月1日に始動する。
同プロジェクトは、普段は食品や食事を提供している外食産業の従業員が、その素材となる食材の生産者である農家の生産過程に関わることで、店舗では知ることのできない知識や技術を取得。さらに、食材を自ら育て・収穫することで、新しい「食」へのこだわりを深めるとともに、日本の農業の将来性を体感してもらうことをめざしている。
現在、外食産業に就業し、休業する店舗に勤務するパート・アルバイトを含む全ての従業員が対象。企業にとっては雇用の維持と従業員の安定した収入の確保をしながら、「食」への意識の向上を育む仕事として最低1〜3か月間の就農を提供する。
同プロジェクトは、一年を通して産地間連携を基軸に作られたYUIMEの農業人材支援体制ならではのもの。同社は今後は北海道から沖縄まで日本全国の取引先農家を対象に展開し、外食産業の事業者の課題解決に外食産業とともに取り組む。
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