今年のシチュー前線は?秋の「売れ始め前線」を発表2020年8月31日
ビッグデータマーケティングの(株)True Dataは8月27日、この秋に「シチュー」、「白菜」、「ココア」、「入浴剤」が売れ始めるタイミングを示す「商品前線」を発表した。
シチュー前線
同社は、さまざまな季節商品の売れ始めやピーク、収束期を予測するサービス「商品前線」を提供している。スーパーやドラッグストアにおける、延べ5000万人規模の購買情報を統計化した同社の購買データと、過去3年分の気象データ、気象庁が発表する3か月予報を掛け合わせ、同社の流通気象コンサルタントが監修し作成した。
気象庁の長期予報によると、ラニーニャ現象が発生する可能性が高まっており、この秋は平年より気温が高くなると予想されている。これを受けて2020年秋の商品前線ポイントとして、同社流通気象コンサルタントで気象予報士の常盤勝美氏は「今秋の商品前線は、到達時期が例年よりやや遅れる見込み」と予想。シチューの素や鍋物料理に使う白菜などが売れ始める前線は8月中旬頃に北海道からスタートし、徐々に全国へと広がるという。また、夏から秋に向かう気温の落差に影響を受けるため、まだ残暑が厳しい時期であっても前日との気温差でシチューが「食べたくなる」という。
シチュー前線(売れ始め期)
気象情報とスーパーマーケットでのインスタントシチュー(シチューの素)の購買データから算出した前線によると、北海道から東北、西日本へ南下した前線が、9月中旬以降に関東・中部地方へ到達する見込み。
シチュー前線は、関東・中部地方よりも、西日本の地域へ早く到達する特徴がある。白菜前線(売れ始め期)
鍋物料理に使われることの多い白菜も、8月中旬以降、北海道から前線が南下し、東北、西日本へと続く。
関東・中部では、シチューより早く9月上旬に売れ始める見込。
気温の低下とともに飲みたくなるココアの前線も8月中旬以降北海道から南下し、東北、関東、中部、中国、四国へと続く。
近畿地方の一部では少し遅れて9月下旬頃から売れ始める見込み。
入浴剤前線は他の前線と比べ、不規則に到達します。8月中旬頃、最高気温が33度を下回るのに合わせて中国・四国地方から売れ始める。
その後、九州・近畿・東北・関東が8月下旬、9月上旬に中部へ前線が到達する見込み。
北海道では気候の違いの影響で、販売数が伸び始めるのは最高気温が26度を下回る頃であるため、9月上旬の前線到達となる。
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