東京で地域の魅力活かす新商品に最大1500万円を助成2020年8月31日
(公財)東京都中小企業振興公社は9月1日、東京ならではの地域の魅力を活かして、新しい製品やサービスの創出に取り組む中小企業者等を支援する「TOKYOイチオシ応援事業」の申請エントリーを開始する。

同事業は、東京ならではの「地域資源」を活かして新製品・新サービスの開発および改良に取組む都内中小企業者等を支援することで、地域経済の活性化を図ることを目的としている。
主な支援内容は「経費助成」と「ハンズオン支援」の二本立。支援製品・サービスの開発費(原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、専門家指導費、貸借費、産業財産権出願・導入費、直接人件費)や販路開拓費( 広告費、展示会等参加費、イベント開催費)に係る10区分の経費を対象に最大1500万円の助成を受けることができる。
また、申請前の検討段階から助成事業終了後まで支援する、伴走型の「ハンズオン支援」を行う。
対象となるのは、東京都が指定している「地域産業資源」に掲載されている地域資源。、TOKYOイチオシナビで、すでに指定されている366の地域資源を検索できる。
【TOKYOイチオシナビ】

また、同ナビに掲載されていない地域資源であっても、次の3つの条件をすべて満たす場合には申請可能。
1. 東京の地域資源として、地域の中小企業等が共有して活用できる(またはその可能性がある)資源であること
2. 東京の地域資源として、生産量、品質、機能、歴史的・文化的背景等の面で特徴があり、消費者等にそのことが一定程度認識されていること
3. 次の3分類のいずれかに該当すること
(1)農林水産物
(2)鉱工業品・生産技術
(3)観光資源
ハンズオン支援
<過去に活用された地域資源例>
▶農林水産物
東京うど、椿、あしたば、八丈島産樽カツオ、八丈フルーツレモン、東京狭山茶、とこぶし、キャベツ、練馬大根、府中及び国分寺トマトなど
▶鉱工業品・生産技術
多摩産材、金型、計測・分析機器、電気機器、アパレル製品、ニット製品、東京くみひも、産業用機械部品など
▶観光資源
上野動物園、あらかわ遊園、高尾山、亀有のまちなみ、江戸・ 東京博物館、お台場海浜公園など
<ハンズオン支援について>
◎申請前相談会
期間:10月1日、2日、7日、8日、13日、14日
対象者:同助成事業の申請書を記入した事業者(希望者のみ・予約制)
※専門家が申請前の相談に応じる相談会
◎助成対象期間の支援
期間:令和3年2月1日~最長 令和4年11月30日
対象者:助成事業者
※四半期ごとに定期訪問を行い、専門家による事業計画アドバイス等を行う伴走型支援。また、弁護士やデザイナー等と連携したチーム支援も可能。
◎助成期間終了後の支援
期間:助成事業終了後~
対象者:助成事業者
※開発した商品・サービスの販路開拓を見据えて、PR動画の作成や展示会(産業交流展)出展等をサポート。
スケジュール
<TOKYOイチオシ応援事業の概要>
主な申請資格者:中小企業者(会社・個人事業者)、組合等、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人※都内に本店または支店があり、引き続き1年以上事業を営む者(休業期間がある場合を除く)
助成対象期間:令和3年2月1日~令和4年11月30日(最長1年10か月)
助成限度額(申請下限額):1500万円(200万円)
助成率:1/2以内
申請エントリー:9月1日~10月15日の期間に、ウェブから申請
【申請エントリー】下記URLにて受付しています。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/ichioshi.html
問い合わせは(電話)03‐3251‐7895、(メール) josei@tokyo-kosha.or.jp
(動画)
・説明会の動画
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/ichioshi.html#schedule
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