農家向け婚活アプリ「あぐりマッチ」正式リリース2020年9月1日
インターネット異性紹介事業を手掛けるあぐりマッチは9月5日、農家向け婚活アプリ「あぐりマッチ」の正式版の提供を始める。
あぐりマッチは、「農に関わる方が手軽かつ充実した婚活を」がコンセプトに開発した農家と農に興味がある人が出会える農業特化型婚活マッチングアプリ。育てている作物の写真、結婚相手に家族との同居や農作業を求めるかなど農業特化型ならではの農家に寄り添った情報を提供し、農業婚活に詳しい経験豊富な婚活アドバイザーに相談することができる。
また、各地のJAが地域や農産物、組合員の魅力や特長を発信する機能があり、気になるJAや地域から婚活を進めることができ、農家と出会える婚活パーティーや農業体験イベントの情報も掲載している。
同アプリは、日本の農業を活気ある産業にしたいと、東京大学農学部の学生2人が作った。開発の背景には、近年、農家の晩婚化・非婚化が深刻化し、担い手不足が問題となっていることがある。多くの自治体やJAで農家向けの婚活イベントが行われているが、成婚まで至るケースは少ないという。さらに、新型コロナウイルスの影響で多くの婚活イベントが中止になり、出逢いの場が大幅に減っている。
一方、昨今は「Iターン」や「田舎暮らし」に憧れる都市部の女性も増えており、新たに農業を始めてみたいと考える女性も少なくない。こうした状況を踏まえ、農家と農家に出逢いたい人を繋ぐ架け橋を作ろうと、昨年9月から開発を始め、7月にベータ版のリリース。このほどiOS版の提供を始めた。
今後は、Android版のリリースや詳細プロフィール内容の拡充、全国のJAとの協力を通じて、2020年末までに1000人の農家の登録をめざす。
<あぐりマッチ4つの特長>
(1)農家特有の気になる情報が盛りだくさん
農家特有の情報が充実。育てている作物の写真、結婚相手に家族との同居を求めるか、農作業を求めるかといった情報など、農業特化型ならではの、農家に寄り添ったサービスを提供。さらに、農作物や農作業の近況などを画像付きで投稿できるSNSのような機能もある。
(2)農業婚活に詳しい婚活アドバイザーに手軽に相談できる
「実際農家の生活ってどうなのか?」「結婚後大変なことって何?」という疑問や「婚活がうまく進まない」などの悩みについて、農業婚活に詳しい経験豊富な婚活アドバイザーに相談することができる。
(3)各地のJAの魅力を発信
各地域のJAが地域や農産物、組合員の魅力や特長を発信する機能で、気になるJAや地域から婚活を進めることができる。
(4)農業婚活イベント等の情報発信
農家と出会える婚活パーティや農業体験イベントなどの情報を掲載。農家と出逢いたい人が、手軽に情報収集できる。
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