日本移民が広げたアマゾンフルーツ「アサイーの日」にオンラインイベント開催2020年9月4日
アマゾンフルーツの輸入加工を手がける(株)フルッタフルッタは9月16日の「アサイーの日」にオンラインイベントを行う。
オンラインイベントでは、多くのトップアスリートを栄養指導するスポーツ栄養アドバイザーの石川三知先生による、夏疲れのリカバリに関するスポーツ栄養講座や、アサイーについての知識を深めるプログラムがあり、参加者特典のプレゼント企画も実施する。
アサイーが産地のアマゾンからブラジル全土へ、そして世界へ輸送されるようになったのは日本から現地へ渡った日本移民の功績による。「アサイーの日」は、第一回移民船が1929年にアマゾン川の河口の都市ベレンに到着した9月16日にちなんでいる。
昨年は駐日ブラジル大使館でリアルイベントを開催したが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。全国のアサイー好きと、日本移民の偉業を称え、交流を深める機会をめざす。
日本移民とアサイー
アサイーは古くからアマゾンの先住民の貴重な栄養源で、産地の人々に親しまれてきた郷土食。1999年にブラジル・パラ州の日系農協「トメアス総合農業協同組合」が運営するフルーツ工場でアサイーの搾汁ラインを新設したことにより量産化が可能となり、アサイーの産業化を先導した。これにより、産地から遠方へアサイーの輸送が促され、ブラジル国内各地および海外へ運ばれることになった。
日系農協「トメアス総合農業協同組合・CAMTA」
CAMTAは1929年にトメアスに移住した日本人が、辺境のアマゾンで経済的に自立するために1931年に創立した農業組合。創立当初は野菜や米の販売を主な事業とし、のちに基幹作物となったコショウ栽培の失敗からアグロフォレストリーへの転換を先導。さらに、ジュース工場の設立を機にアマゾンフルーツの生産が拡大した。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】果樹カメムシ類による果実被害 多発のおそれ 秋田県2025年6月26日
-
エンゲージメント向上へ若手職員がプロジェクト 「目安箱」設置も JAさいたま(2)2025年6月26日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】農協潰しが再開された2025年6月26日
-
食守るため立ち上がる時 7月13日、鳥取でも「令和の一揆」 キャベツ、新米予約券も配布2025年6月26日
-
価格交渉 速やかな協議開始を 事業者の行動規範でたたき台 農水省2025年6月26日
-
サトイモと芋煮【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第346回2025年6月26日
-
農業機械取り扱い研修会(太陽耕耘爪コース)を開催 JA全農みえ2025年6月26日
-
農業機械 上期実販研修会を実施 JA全農おおいた2025年6月26日
-
ダイナミックフェア2025出展のヤンマーアグリジャパンを紹介 JA全農いばらき2025年6月26日
-
JA豊橋 フェロモントラップによる害虫調査をAI予測に切り替え ミライ菜園2025年6月26日
-
JAとぴあ浜松が全面協力 夏季限定「三方原ポテトチップス」販売開始 湖池屋2025年6月26日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」亜熱帯気候特有の雨の中、パイン入り酢豚を完成 JAタウン2025年6月26日
-
「炎天マスター」お試しキャンペーンを実施 高温期のトマト栽培を支援 OATアグリオ2025年6月26日
-
大型連休は概ね堅調 一部で大阪・関西万博の効果も 外食産業市場動向調査5月度 日本フードサービス協会2025年6月26日
-
岡山市のナス ヤンマー本社ビルのレストラン「SEA&FARM by YANMAR MARCHE」で提供2025年6月26日
-
LINEで献立相談 対話型レシピ提案サービス「レシピトーク」提供開始 キユーピー2025年6月26日
-
北海道南富良野町などと包括連携協定を締結 タイミー2025年6月26日
-
鳥インフル ニュージーランドからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年6月26日
-
中古農機具の査定がスマホで完結「ビデオ見積り」サービス開始 農機具王2025年6月26日
-
生産者横断の「高知トマトコミュニティ」始動 井上石灰工業2025年6月26日