フラワーバレンタインで若年層の花贈りを後押し 花の国日本協議会2021年2月9日
(一社)花の国日本協議会はバレンタインデーに大切な人に花を贈る「フラワーバレンタイン2021」(後援:農水省)に取り組んでいる。コロナ禍が続くなか、花がもたらすコミュニケーションを通じ、花のある暮らしを推進する。
花店で「フラワーバレンタイン」をPR(青山フラワーマーケット南青山本店)
「フラワーバレンタイン」は2月14日のバレンタインデーに、大切な人に花を贈る文化の浸透を目的に、花き業界の統一キャンペーンとして2011年にスタートした活動で、主に男性が花を贈る需要喚起に取り組んできた。活動11年目を迎える今年は次の新しい10年に向けて、メインターゲットを若年層(22歳~35歳)に再設定し、花が身近なコミュニケーションツールとして活用できる新たな提案をSNSなどを通じて発信している。
「フラワーバレンタイン2021」では、2016年から使用していたキャッチコピー「世界でいちばん花を贈る日」から、「花は自由なラブレター」にリニューアル。これまで花を贈る需要を喚起してきた中高年の男性層を大切にしながら、ジェンダーを問わず感謝や愛のかたちを花で応援するキャンペーンへと進化させた。この企画には全国約9000店の花店が参画しており、販売をサポートするツールや情報の提供などを行っている。
WEBポスタービジュアル
今年の2月14日は週末の日曜日であることと、コロナ禍で例年全国で開催しているフラワーバレンタインのリアルイベントが制限される状況を受け、SNSキャンペーンなどを通じたキャンペーンを展開。今年新しくなった「フラワーバレンタイン」ポスタービジュアルは、人気イラストレーター・ニシイズミユカさんが手掛けている。さらに声優・榎木淳弥さんが、WEBポスターのシチュエーションに合わせ、花を贈る人の気持ちを一言のセリフで代弁するセリフ付きポスターフラワーバレンタイン公式Twitterで発信。リツイートを促すことで、これまでフラワーバレンタインや花を贈ることに馴染みが薄かった若年層に、花を贈るきっかけをづくりを提案していく。
花の国日本協議会は「バレンタインシーズンには、花店に一足早く春を告げる花が豊富に並ぶ。今までの活動で培ってきた中高年の男性も大切にしながら若年層の花消費を促すことで、新たなマーケットの開拓が期待できる」と話し、花き業界や異業種との連携によって、花や緑が身近にある日本人のライフスタイルを実現させるプロモーションを強化していく方針を示した。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日