無花粉バラ咲きトルコギキョウ 新品種を発売 サカタのタネ2025年7月10日
サカタのタネは、トルコギキョウの新品種「PF ダブル (3型) スノー (ver.2)」と「PF ダブル (2型) ブルーピコティー」を開発。7月9日に営利生産者向け種子を発売した。
トルコギキョウ「PFダブル(3型)スノー(ver.2)」(左)と「PFダブル(2型)ブルーピコティー」
「PF ダブル (3型) スノー (ver.2)」は、無花粉タイプの中輪八重咲き品種。晩生で高温期の出荷に向いている。「PFダブル スノー」と比較して、アイボリー色の花の出現率が低く花径が大きくなり、バラ咲きの花形が華やかな印象を与える。
異なるサイズや色の花材に合わせやすいため、花束やアレンジ向き。トルコギキョウの栽培が難しい高温期でもチップバーンの発生が少なく、草丈・株全体のボリューム・花弁数を維持して花を咲かせるため、8月以降に安心して出荷できる。
一方、「PF ダブル (2型) ブルーピコティー」は、無花粉タイプの中輪八重咲き品種。中生で5月から6月にかけての入梅時期からの出荷に適している。また、無花粉八重咲き品種で初めての花色で、「ロジーナ ブルーピコティー (ver.2)」と比較すると、少し開花が早く、やや明るい青紫色。覆輪が明瞭に際立ち、輪郭がはっきりと見える点も特長となる。涼しげな花色は、梅雨時期に爽やかな印象で、仏花のほかホームユースやアレンジメントなど、汎用性高く使用できる。
「PF ダブル」シリーズは、花粉が発生しないため受粉せず、花持ちに優れている。花粉により花弁が汚れにくく、カビも発生しづらいことから、在圃性・作業性・輸送性・花持ち・美観の観点において、栽培・流通・販売・消費の各段階で多くの利点がある。
近年、日本では大輪フリンジ咲き品種が多く流通している。同社はこのシリーズを通じて、比較的栽培しやすく多くの利点がある無花粉バラ咲きトルコギキョウの普及が進むことを期待している。
両品種の価格はそれぞれペレット種子1袋1000粒入りで5500円(税込)。全国の種苗店、JAルートを通じて販売する。
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