生産者と災害対策など語り合う特別イベントなど実施 食べチョク2021年3月1日
国内産直ECサイト「食べチョク」を運営する(株)ビビッドガーデンは、東日本大震災から10年を迎える2021年に「一次産業のこれからの10年を考える」プロジェクトを始動。この10年間を必死に戦い、見事に復興を遂げた生産者のストーリーを伝える。

同プロジェクトでは、3月8日と10日に全国の生産者と消費者が集い、今後のための災害対策や生産者のこだわりについて語り合う特別イベントを開催予定。また、特設ページを新たに開設し、東北の食材特集や生産者の10年間のエピソードを公開する。生産者の動画インタビューと生産者向けに行う震災に関するアンケート結果も近日公開予定。
同プロジェクトは、次世代に災害の教訓を語り継ぐことと、生産者の想いやエピソードを消費者が知って両者がつながり支え合っていくことが目的。活動を通して、これからの10年はこれまでよりも「持続的な一次産業」で「生産者のこだわりが正当に評価される世界」に近づけていくことをめざす。
プロジェクトでは、東北で被害を受けた2軒の生産者のエピソードを公開。福島県福島市の古山果樹園では、震災によって農園自体の被害はなかったが、風評被害によって全体の6割の桃が出荷できない日々が続いた。同農園では、放射性物質検査はもちろん、栽培方法を根本から見直したり糖度のギネス記録にチャレンジするなど試行錯誤の結果、現在では震災前以上に多くのリピートがあるという。
また、東北の美味しい食材や災害対策について考える特別イベントを3月10日に「食べチョク」公式YouTube、Twitterによるライブ配信で実施。この10年で新しい挑戦を続ける生産者をゲストに迎え、食材のこだわりや生産者の想いを語ってもらい、視聴者はリアルタイムで質問できる。参加無料。
さらに、3月8日には東北の生産者をメインスピーカーとして招き、自然災害への備えや東北大震災当時の状況について情報交換を実施する。「食べチョク」公式YouTube、Twitterによるライブ配信で実施。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































