長野県中野市×セブンイレブン「ぼたんこしょう」使用の新商品 期間限定で発売2021年9月3日
信州の伝統野菜で中野市産の「ぼたんこしょう」を使ったおにぎりやバーガーなど新商品が、長野県と山梨県内のセブンイレブン668店で9月末頃までの期間限定で販売されている。
中野市産ぼたんこしょうを使ったセブンイレブンの商品
生産者の「斑尾ぼたんこしょう保存会」とセブンイレブン・ジャパンの商品開発担当者が試行錯誤を重ねて生まれた新商品は、中野市産ぼたんこしょうを使った4商品。「味付海苔おにぎり 鶏唐揚げマヨネーズ」(130円)は、ぼたんこしょうと相性の良いマヨネーズを組み合わせて唐揚げに和えたおにぎりで具材たっぷりで満足感がある。また、「タルタル照焼チキンバーガー 青唐入り」(300円)は、照焼チキンにタルタルソースとぼたんこしょうとの組み合わせ。スチームオーブンを使って焼き上げたジューシーなチキンに仕上がっている。
定番メニューの「麻婆茄子丼」(440円)にも辛味アクセントとしてぼたんこしょうを使用。サイズ規格外などの理由で出荷できない茄子を使って、環境にも優しい商品になった。さらに、味噌マヨネーズにぼたんこしょうを加えた大盛サイズの「野菜スティック 大盛り 青唐辛子味噌マヨネーズ」(370円)も用意した。価格はいずれも税別。
ぼたんこしょうは、ナス科トウガラシ属でトウガラシの一種で、肉厚でさわやかな辛味が特徴。果実の先端に深い溝があり、複雑な形状が牡丹の花にみえることから「ぼたんこしょう」と呼ばれるようになった。根、葉、果実など基本的な形態、生体的特性はピーマンと類似していて、斑尾山の麓にある中野市(旧豊田村)永田西組地区を中心に古くから作られてきた。普通のトウガラシは比較的温暖な気候を好みますが、「ぼたんこしょう」は1000メートル近い標高の冷涼な気候でなければうまく栽培できないという。
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