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「利他の精神」あふれる活動募集「義農大賞」創設 愛媛県松前町2021年9月17日

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愛媛県松前町は、江戸時代に後世のため自らの命を犠牲にした同町の偉人「義農作兵衛」の“利他の精神”=「義農精神」を体現している個人・団体の活動を公募して表彰する「義農大賞」表彰制度を創設し、9月30日まで募集している。

享保の大飢饉の際、後世に麦種を残すため自らの命を犠牲にして亡くなった義農作兵衛享保の大飢饉の際、後世に麦種を残すため自らの命を犠牲にして亡くなった義農作兵衛

義農作兵衛は、松山藩筒井村(現松前町筒井)の貧しい農家に生まれ、儒教思想に基づく家族制度と士農工商の身分制度が確立された封建時代に、幼い頃から農業に励んだ。餓死者が続出した享保の大飢饉の時、作兵衛は毎日休むことなく耕作に精励したが、ついに飢えのため田んぼに昏倒。近隣の者が「命に代えられぬ。その麦種を食べてはどうか」と勧めたが、作兵衛は「農は国の基、種子は農の本。一粒の種子が来年には百粒にも千粒にもなる。わずかの日生きる自分が食してしまって、どうして来年の種子ができるか。身を犠牲にして幾百人の命を救うことができたら本望である」と言い、麦種一粒を食べることなく、後世に残して大儀に死んだ。

その後、安永6年には義農作兵衛の尊い死に対し、藩主の松平定静が、碑を建立。明治14年には義農神社が、大正2年には頌徳碑が建立され、義農作兵衛の精神は「義農精神」として今日も脈々と受け継がれている。

同町は、義農作兵衛の「利他の精神」にならい、社会福祉や環境保全、人名救助など幅広い分野で他者を思いやる心にあふれる活動を行っている個人と団体の功績を募集。2022年4月23日松前町で義農大賞を開催し、受賞者を表彰する。また、功績紹介動画放映、審査員のアグネス・チャン氏の講演のほか、義農作兵衛の人生を描いた「能」も発表する。

◎募集概要
応募期間:9月30日まで
応募方法:専用HP内応募フォームから
表彰内容:活動助成金100万円、活動功績動画制作※他薦の場合紹介者には謝金として10万円を贈呈

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