移動スーパー「とくし丸」 自慢のレシピ募る料理コンテスト実施2021年9月22日
オイシックス・ラ・大地の子会社で移動スーパーのプラットフォームを提供する株式会社とくし丸は、「とくし丸」の利用者から自慢のレシピを募る「とくし丸料理コンテスト」を開催。オイシックス・ラ・大地のレシピ監修チームから集まった有志メンバー「オイラ大地・良い献立伝え隊」の審査を経て受賞者が決まった。
大賞の「アジ(きずし)のたまご巻き」
とくし丸は、全国で142社の地域スーパーと提携し、8月末時点で864台が稼働している。今年で3回目を迎える「とくし丸料理コンテスト」は、10万人以上の利用者から265のレシピが集まった。
「第3回とくし丸料理コンテスト」は目的として、(1)大切な家庭の味・料理を、次世代に継承、(2)とくし丸の利用客が主役となる企画、(3)できるなら、スーパーのお惣菜メニューとして採用してもらうの3つを掲げて実施。全国を走る移動スーパーとくし丸のお客に声をかけ、各地の食文化、工夫やアイデアがたくさん詰まったお料理レシピが集まった。
審査は、累計出荷食数9000万食を突破したミールキット「Kit Oisix」を開発する担当者を中心に審査員を募り、集まった有志メンバー「オイラ大地・良い献立伝え隊」が担当。審査対象は、大賞(1人)金賞(5人)銀賞(10人)銅賞(30人)入賞(100人)で、工夫・アイディア、地域性・ユニーク性 、再現しやすさ、こだわり・思いの4つの観点で審査し、レシピを再現。冊子用の料理スタイリング、撮影を行った。
大賞は和歌山県のJA紀州のとくし丸を利用する貴志さんが応募した「アジ(きずし)のたまご巻き」。JA紀州では貴志さんのレシピを惣菜として採用することが決まり、今秋から順次店頭で販売を予定している。大賞を受賞したメニューに審査員は「見た目が華やかで美しく、ハレの日にもピッタリですね。レモンや大葉の香り、玉ねぎの甘酢がアクセントで箸が進む一品」と讃えた。今回の参加年齢層は70〜80代が中心で、最年長は96歳。入賞者には賞状や副賞を贈ると、とても喜ばれたという。
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
農業者所得増加へデジタルビジネス加速 農林中金 中期ビジョンを策定2024年3月29日
-
「子ども世代に農業勧めたい」生産者の2割 所得向上が課題 農林中金調査2024年3月29日
-
東京・大阪で組合長らが 「夢大地かもと」スイカをPR JA鹿本2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日