高糖度ミニトマトの生産・販売「OSMIC」と資本業務提携 三菱地所2021年10月20日
OSMICブランドで高糖度ミニトマトの生産・販売事業を手がける株式会社OSMICと三菱地所は、資本業務提携に合意。OSMICは三菱地所とOSMIC創業者を引受先とした第三者割当増資により、総額約12億5000万円の資金調達を実施した。
「OSMICトマトジュースfirst」
OSMICは、独自開発した有機培土と高機能環境制御ハウスを用いて食味の高い高品質な高糖度ミニトマトを一年通して安定的に生産。また、生産したトマトを「OSMICブランド」としてスーパー・百貨店などへの生鮮卸売事業や、インターネットなどで販売するD2C事業まで展開し、サステナブルな農業の実現をめざしている。
茨城県稲敷市の新農場
これまでは、農業資材の提供、農産物の栽培・販売までをパッケージ化して企業の農業参入を促し、提携ほ場を増やすことで事業を拡大してきたが、今後は、OSMICが直接管理・栽培するほ場を拡大することで、品質・収穫量を拡大する。また、品質に見合ったブランディングによる高付加価値化とともに、高糖度トマトに次ぐ新アイテムの開発を進め、総合型農業企業をめざす。
三菱地所は、2018年にOSMICと合弁会社(株式会社メックアグリ)を設立し、生産拠点を拡大する中で、農業生産技術の向上や収穫物のブランディング、新商品の開発、販路拡大などに努めてきた。今後は、OSMICの事業拡大を通じ、農業事業の拡大を図る。
OSMICブランドのトマト「OSMICfirst」
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