世界の農業用ドローン市場 2027年までCAGR35.9%で成長する見込み2021年10月27日
REPORTOCEANは10月22日、世界の農業用ドローン市場に関する最新レポートを発行。同市場は、2027年までに102億7000万米ドルに達する見込み。
同レポートによると、世界の農業用ドローン市場は、2020年に約12億米ドルと評価されており、2021年から2027年の予測期間中に年平均成長率(CAGR)35.9%以上で推移すると予想。農業用ドローンの研究開発のためのベンチャー投資の増加と、精密農業の導入の増加が、農業用ドローン市場の成長を促進する要因となる。さらに、気候変動に伴い、農業分野では先進的なソリューションへの需要が高まっており、予測期間における市場の成長を見込んでいる。例えば、2020年3月、AeroVironment, Inc.はDraganflyと提携し、AeroVironmentのQuantix Mapperシステムを世界中の商業市場に販売。この戦略的ステップには、DraganflyがAeroVironmentに提供する他のエンジニアリングサービスの継続も含まれていた。ただし、エアリアルビューは、土壌の質、灌漑、その他の殺虫剤などの問題を抱えており、2021年~2027年の予測期間において市場の成長を妨げる可能性がある。
世界の農業用ドローン市場は、アジア太平洋地域、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、その他の地域に分けて分析。北米は、農業分野での新技術の採用により、世界的にも重要な市場となっている。一方、アジア太平洋地域は、広々とした農場や政府の農業補助金が利用できることから、2021年から2027年の予測期間において最も高い成長率を示すと予想されている。
同レポートに含まれる主な企業は次の通り。
DJI
Precision Hawk
Trimble Inc.
Parrot Drones
3DR
AeroVironment, Inc.
Yamaha Motor Corp.
Drone Deploy
Ag Eagle Aerial Systems, Inc.
OPTiM Corp.
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