長野県飯綱町で「第3回いいづなりんごスイーツコンクール」受賞作品決定2021年10月29日
長野県飯綱町のいいづなコネクトEASTは10月16日、プロの料理人を対象とした、りんごを使ったスイーツコンクール「第3回いいづなりんごスイーツコンクール」の最終選考を行い、「最優秀賞」など各賞を決定した。
最優秀賞・町民賞受賞作品の「RECOLTE~秋の恵み~」(左)、優秀賞(2位)の「Brindille」
今回が3回目となる同コンクールは、全国のパティシエ59人から申し込みがあり、書類選考を経て11人が最終選考に残った。10月16日には、大森由紀子氏(フランス菓子・料理研究家)、横田秀夫氏(「菓子工房オークウッド」オーナーシェフ)、フレデリックマドレーヌ氏(「パティスリー ル・ポミエ」オーナーシェフ)、堀江新氏(「パティスリー ラヴィドゥース」オーナーシェフ)の4人のプロ審査員が、最終選考に残ったスイーツ11作品を試食。味、外見、オリジナリティなどを基準に審査が行われ、「最優秀賞」、「優秀賞(2位)」、「優秀賞(3位)」、「特別賞」が決まった。
第1回、第2回コンクールは東京で開かれ、今回は初めて飯綱町で開催。町民にも飯綱町産りんごを使ったスイーツを味わってもらおうと、町民審査員12人を任命し「町民賞」を新たに追加した。
プロの審査員による「最優秀賞」は、「Atelier Sucre Epice」の手塚郁実さんの作品で、町民審査員による「町民賞」とのダブル受賞となった。また、受賞作品は、バスあいのり3丁目TERRACE(東京都新宿区)、ながの東急百貨店(長野県長野市)等の催事で販売される。
プロの審査員からは「今回3回目となるが、レベルがどんどん上がってきている。りんごに合わせて色々なお菓子を作る中、新たにりんごの美味しさを見つけて新しいスイーツが出来上がり、消費者のもとに届く。これは生産者の努力とパティシエの頑張りが結びついて良い形になっていると思う」「りんごは沢山の種類があり、味も色々あるが、それをうまく使いこなしている作品も多くなってきた。フレッシュで作ったりんごのお菓子は一番美味しいと審査をして新たに感じた」などのコメントがあった。
また、町民審査員からは最優秀賞作品について「りんごが2つの使い方で食感の違いを楽しめて、中に入っているさつまいもも多く、タルトの生地もおいしい。安定感がありとてもバランスよく配合されていると感じた」「見た目の華やかさもあり、コンセプトである秋の収穫祭というイメージがそのままに感じられた。収穫できる喜びが視覚的にも見られて、とてもおもしろい作品だった」と感想が寄せられた。
優秀賞(3位)の「アプフェルバウムクーヘン」(左)、特別賞の「錦秋」
受賞作品は次のとおり。
・最優秀賞 (賞金10万円、飯綱町産りんご20kg、飯綱町りんごの木のオーナー権)
受賞者:手塚郁実氏(Atelier Sucre Epice)
作品名:「RECOLTE~秋の恵み~」
・優秀賞(2位)(飯綱町産りんご10kg)
受賞者:浅井栄一氏(Patisserie Artisan)
作品名:「Brindille」
・優秀賞(3位)(飯綱町産りんご10kg)
受賞者:井上雄一氏(株式会社シュクレイ)
作品名:「アプフェルバウムクーヘン」
・特別賞(飯綱町産りんご10kg)
受賞者:加藤芳枝氏(株式会社ノバレーゼ アマンダンブルー鎌倉)
作品名:「錦秋(きんしゅう)」
・町民賞(飯綱町産りんご10kg)
受賞者:手塚郁実氏(Atelier Sucre Epice)
作品名:「RECOLTE~秋の恵み~」
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