いばらきコープ50周年記念「海ごみってなんだろう?」開催2021年12月13日
CHANGE FOR THE BLUE いばらき実行委員会は12月4日、茨城県日立市の会瀬海岸で行われたいばらきコープ50周年ブロック企画『海ごみってなんだろう?』に参加。30組近い参加者と関係者に海洋ごみ発生のメカニズムとマイクロプラスチック問題を伝えた。
同イベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催。いばらきコープの関係者は、50周年にあたり開催された同イベントについて、「近年はプラスチックごみについても課題を持っていた。茨城の海岸線は長く、縦にずーっと海。やっぱり『海ごみ』だと思った。ごみ拾いを開催するのは初めてなんです」と話した。
開催当日の朝は、ごみ拾い日和の晴天に恵まれ、約30人の親子連れが参加。会瀬海岸で拾ったシーグラスを使ってフォトフレームを作るプログラムもあり、燃えるごみ・燃えないごみ・そしてシーグラスと3つの袋を持ってごみを拾った。子どもの中には、海岸から遠く、陸地の部分にプラスチックごみを大量に発見し、「なんでこんなに海から遠いのに、ごみがたくさんあるの?」と不思議そうに保護者に聞いていた。また、ごみ拾いの中で、何足ものボロボロの靴や、タイヤのような大きなプラスチックの塊を発見し、大きな袋に入れて運びながら、ごみ拾いに取り組んだ。
茨城県の会瀬海岸で開かれたごみ拾いのイベント
最後に集めたごみと全員で記念撮影を行い、会瀬海岸でのごみ拾いを終了。子供たちも大人も汗をかきながらごみを拾い、集まったごみを見ながら、「こんな短い時間でこれだけの量が拾えるなんて驚き。また機会があったら家族で参加したい」と話していた。
ごみ拾いの後は、参加者などに向けて「海洋ごみの発生」と「マイクロプラスチック」についての講話の時間が設けられた。また、CHANGE FOR THE BLUE いばらき実行委員会から海洋ごみ問題を自分ごととして捉えるための一歩として「ワンアクション宣言」を募集。ごみを出さない、ごみを減らすためにどうしたらいいのか、自分にできることはなんなのかを考えて行動に移してもらおうという宣言で、この日は、「買い物はエコバッグ、飲み物はマイボトル」や「ごみを増やさない」、「不用なものは買わない」といった宣言が集まった。
同企画を計画したいばらきコープの関係者は「小さな頃から、自分の生まれ育った街の海を大切にする、そんな意識を持った子供たちの姿をポイ捨てする大人にも見てほしい。そして少しでも考え直してほしい」とこの日の感想を話した。
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