生産者の輸出拡大をサポート「つながる便」九州の食輸出協議会と連携開始 福岡ソノリク2021年12月16日
農産物の運送業や倉庫業で西日本エリア最大手の福岡ソノリクは、九州内の生産者・食品製造者に向けて小ロットの商品を対象にした低コスト物流シェアリングサービス「つながる便」を開始。第一弾として九州の食輸出協議会と協力し、輸出促進に向けた取り組みを12月15日から始めた。
「つながる便」は、九州各地に集荷拠点を設けることで高品質な配送を小ロットから利用できる新しい物流シェアリングサービス。一度に運搬する量が多くなるほど輸送コストは下がる配送側のメリットを利用者にも還元し、生産者など食に関わる人々を応援するためにスタートした。
近年、輸出を推進したい生産者や食品製造者が増える一方、国内における物流コストの高さが障壁となっている。特に出荷量が少ない生産者ほど物流コストが嵩み、大きな負担となってしまう。そこで、食品の生産者・製造者の輸出をサポートする九州の食輸出協議会と福岡ソノリクが連携し、輸出のハブとなる博多港と福岡空港へ小ロット商品を低価格で輸送できる定額運賃サービスを作った。
複数の利用者でトラックをシェアすることで低価格で1ケースからの輸送を実現。福岡ソノリクの物流網や大型冷蔵施設を活用しており、九州各県に最大2か所の集荷場所を設置した。配送温度帯は「常温品」と「低温品」の2種類から選択できる。なお、「つながる便は、博多港・福岡空港に限らず、九州各地の拠点から福岡ソノリクの配送先への輸送もできる。配送先・配送費など問い合わせは(電話)0942−87−3270へ。
◎「つながる便」新サービス概要
内容:九州各県の集荷場所に持ち込まれた小ロットの荷物(50ケース以内)を博多港または福岡空港まで配送
料金:1ケース450円(税込)
※重量10kgまで
※大きさ横45×縦35×高さ30cmまで
集荷拠点:鳥栖市、佐賀市、唐津市、諫早市、雲仙市、熊本市、大分市、延岡市、宮崎市、鹿児島市の計10か所
申込み方法:PCやスマートフォンから(初回のみ要電話)
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