埼玉県入間地区で"新産地事業"の展開を本格始動 伊藤園2022年4月6日
伊藤園は、「お~いお茶」専用茶葉などを生産する「茶産地育成事業(新産地事業)」として7工場目となる伊藤園専用の「荒茶工場」の稼働を開始。埼玉県入間地区における"新産地事業"を2022年の一番茶から本格始動する。
同社は、1976年から「茶産地育成事業」を通じて高品質な国産緑茶原料の安定調達や生産の効率化などに取り組み、その展開総面積は、4月時点で2207ヘクタールとなった。このうち、茶畑づくりから始める"新産地事業"は2001年から取り組みを開始。埼玉県が加わることで展開地区は7県9地区に拡大する。
首都圏アグリファーム
埼玉県入間地区では狭山茶の生産を維持・発展させるため、首都圏アグリファーム株式会社(埼玉県入間市)と同社が協働し、行政の支援のもと農地中間管理機構などを活用。これまでに50ヘクタールの農地集約や未耕作地の解消てきた。今回、"新産地事業"で7工場目となる伊藤園専用荒茶工場の稼働開始を機に、本格的に展開を始める。
新産地事業の展開地区
この荒茶工場で使われる燃料は全て都市ガスで、生産ラインには排熱を再利用する機構が取り付けられており、国内で最もCO2排出量の少ない荒茶工場となる。
今後は、埼玉県入間地区の展開面積では100ヘクタール規模を目指すとともに、事業拡大に伴う伊藤園専用の第二荒茶工場建設も視野に検討。同社は、生産者の雇用維持と茶業界の発展を目指して「茶産地育成事業」を積極的に推進し、高品質な緑茶原料の安定調達と日本農業の課題解決の両立に取り組む。
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