埼玉県小川町の「楮」地域の"食農"体験型サイクリングイベント開催2022年5月17日
株式会社おいでなせえ(埼玉県比企郡小川町)は5月22日、自転車の活用を通して人と企業と地域の活性化を目指すVOLバイシクルプラスワン株式会社と協働し、"和紙のふるさと"である埼玉県小川町の特産物「楮(こうぞ)」を生かした食農体験型サイクリングイベントを開催する。
埼玉県小川町の「楮」地域の"食農"体験型サイクリングイベント開催
「楮」は、和紙の原料として古くから小川町を含む比企地域で栽培されてきた特産物。この地域の楮から作られた和紙等は、国内外から高い評価を受けており、その和紙づくりの技術は「細川紙」としてユネスコ無形文化遺産にも登録されている。一方、和紙の需要が減少する中、楮の栽培についても存続が危ぶまれ、和紙の原料とする以外の新たな活用の方法が求められている。
同社はこれまで、立教大学観光学部西川研究室様と連携し、楮の栽培工程の一部である「楮の芽かき」作業の体験イベント化を進めており、従来は廃棄していた「楮の芽」を、地場の料理の一つとして提供する取り組みを推進している。
今回の楮の芽かき体験と食体験を合わせたサイクリングイベントは、VOLバイシクルプラスワンが運営する「大人が通えるあんどさいくりんぐ小楽校」会員向けのイベントで参加の際は会員登録が必要。参加者は小川町駅に集合後、各自でサイクリングを楽しみ、楮畑で「楮の芽かき」を体験した後、埼玉県内最古で国の重要文化財に指定されている古民家「吉田家住宅」で、採れたての楮の天ぷらそばを食べる。
和紙の原料となる「楮」の天ぷら
◎サイクリングイベント概要
開催日時:5月22日※荒天時は5月29日に順延
募集人数:20人
募集料金:無料※「大人が通えるあんどさいくりんぐ小楽校」会員限定、レンタサイクル希望者は1000円
参加申込方法:以下のURLから。
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