次世代に安全安心な種を プランティオと事業連携 アサヒ農園2023年1月24日
種苗会社の枠を超えた取り組みを展開するアサヒ農園(愛知県稲沢市)は、次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開するプランティオ(東京都渋谷区)と事業連携を開始。持続可能な農と食を営むためのキーポイントとなる"種"を、「grow」システムにより種採りまでナビゲーションし、次世代へ紡ぐシステムを構築する。
プランティオは、「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」をビジョンに、農と食の営みをSX(サスティナビリティトランスフォーメーション)した次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開。一方、アサヒ農園は明治12年創業以来、野菜を中心とした品種改良や種の生産、種の流通を手がけると共に、近年は植物のあるライフスタイル提案や家庭菜園ユーザーと農家を繋ぐ仕組みづくりなど、種苗会社の「枠」を超えた取り組みを行っている。
今回の事業連携では、"次世代に安全安心な種をつなぐ"ことをキーワードにgrowが開発する野菜栽培ナビゲーションシステムに、アサヒ農園が持つプロの「種を採る方法」をインストールし、ナビゲーションを最適化する。また、オンラインとオフラインでgrowユーザーへアサヒ農園の持つ種採りノウハウを提供。さらに、プランティオが運営するIoT農園「grow FIELD」にアサヒ農園が持つ固定種、在来種の種の供給することを予定している。この取り組みを通して、楽しくアーバンファーミング(都市農)を実践してもらうことで食の安全保障という課題に「楽しさ」からアプローチする。
また、事業連携に先立ちアサヒ農園は、growプラットフォームメンバーと自社顧客に向けてオンラインイベント【「種とは?」今だからこそ聞きたい種のお話】をプランティオと共催。開催は2月2日18時から。参加料金は500円。限定公開イベントで下記URLから申し込みを。
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