新型「くくり罠」販売開始 強力バネで空はじき発生率を低減 イノホイ2023年3月1日
鳥獣被害対策用罠の販売サイト「イノホイ」を運営するrefactoryは、新型で樹脂製の「強力バネ付きくくり罠」を発売。従来のくくり罠で課題となっていた空はじき率を低減した。
新型樹脂製 強力バネ付きくくり罠
害獣の捕獲には「くくり罠」と呼ばれる道具が広く使われる。獣道でイノシシやシカが足を置く場所を予測してくくり罠を設置し、対象獣が踏むと、罠が作動。ワイヤーが締まって獣の足を捉える仕組みだが、警戒心が強い獣は設置場所の匂いや地面への違和感などを敏感に感じ取り、罠を踏んだ瞬間に足を引いてしまうためワイヤーが足を捉えられない「空はじき」が発生する。空はじきは獣の警戒心を強め、捕獲されない個体の増加につながる。
くくり罠はアーム部分の溝へワイヤーをセットして作動させ、罠の作動時にはアームが縦方向へ跳ね上がることでワイヤーが締まる際の補助となり、獣の足を高い位置で捉えるよう設計されている。新商品はアーム部分に強力バネを設置。アームが跳ね上がる速度が上がり、空弾きを低減させる構造となっている。
アームと台座が一体型となっており、持ち運びや設置もスムーズ。深い穴掘りも不要で、穴掘りによる人間の痕跡が生じず、捕獲効率を高める。また、罠で捕らえた獣が暴れることで罠本体、台座が紛失する事例が多いため、本体の羽部分に紛失防止用に杭やロープを設置できる穴を設けている。
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