長野県須坂市の官民一体農業DX構想 ノウタスが実施事業者に採択2023年4月13日
ノウタスは、須坂市農業体験デジタル化推進協議会(長野県須坂市)が推進する農業DX構想の実施事業者として採択された。同社は今後、須坂市を皮切りに、企業や自治体等へのFaaS(Farming as a Servise)導入を本格的に開始する。
ノウタスは、2020年から須坂市の農家と共同でオンライン果物狩りや、首都圏在住者が農作業をしながら須坂市でワーケーションをする企画など、数々のデジタル実証実験を実施。2022年からは須坂に長野オフィスも開設し、須坂に根ざした活動に力を入れている。
今回は、同社の家族経営農家向けデジタルソリューションが評価され、農業のデジタル化支援や、須坂市の知名度向上に向けたプロモーション支援などの領域において、実施事業者として採択された。
須坂市は、フルーツ王国長野において、ふるさと納税受け入れ件数が3年連続で県内一位。そのうち約9割の返礼品が果物という日本有数の果物産地だが、農業人口はこの20年で半減し、果樹農業の持続可能性に課題を抱えている。
デジタル技術を農業に応用し、農業人口減少や技術継承などの問題解決を図る同協議会は、須坂市、須坂市観光協会に加え、地元メディア、有名宿泊施設、農業オーナーなどで構成され、農業を観光資源と位置づけた施策の充実にも力を入れている。今回の採択にあたり、須坂市農業体験デジタル化推進協議会の牧壮一会長は「ノウタスの連携を契機に須坂市の農業発展に貢献していきたい」とコメントしている。
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