「ミラクルエッグ」業務用ハイブリッド食品として液卵市場へ進出 DAIZ2023年8月9日
植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するフードテックベンチャーのDAIZは、鶏卵と混ぜて使用する植物性たんぱく質由来の液卵「MIRACLE EGG(ミラクルエッグ)」の開発に成功。2024年中に業務用液卵と混ぜるハイブリッド食品として商品化し、総菜や製菓・製パンなどの食品メーカー、一般量販店などへの提供を予定している。
「ミラクルエッグ」を使用した調理例
同社は、植物肉「ミラクルミート」の開発・量産と並行して植物性卵の研究を進めてきたが、このほど、次世代植物性液卵「ミラクルエッグ」の素材開発とミラクルエッグと鶏卵を混ぜ合わせたハイブリッド液卵の開発に成功した。
ミラクルエッグは、大豆を原料としながら鶏卵と同じ温度・加熱時間で固まる、鶏卵と混ぜ合わせても風味に違和感がなく、従来の植物性代替卵商品では難しかった業務用液卵との混ぜ合わせが可能。既存の卵加工品と同じ製造インフラ・同じ調理法を用いることができる。鶏卵と混ぜても鶏卵のおいしさと栄養はそのままに、幅広い卵の調理・加工に使え、近年の卵不足・価格高騰の解決にもつながる。
同社は、畜産・水産業と共存する「ハイブリッド戦略」により7月にはセブン‐イレブンのナゲットやツナおにぎりへの植物肉原料の供給も開始。鶏卵においてもミラクルエッグの市場投入で鶏卵市場全体の持続可能性へ貢献を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































