福岡農業高校とコラボ 太宰府市産「梅」使用「ポテトチップス」限定発売 カルビー2023年12月7日
カルビーは12月11日、福岡県立福岡農業高等学校(福岡県太宰府市)と共同で開発した受験生を応援するポテトチップス「ポテトチップス合格する梅(ばい) はちみつうめ味」を発売。中国・四国・九州・沖縄で数量限定で発売する。
コラボ第11弾の「ポテトチップス合格する梅(ばい) はちみつうめ味」
福岡農業高校は、2009年から太宰府市内で収穫した梅を使った商品を開発している。同校は、太宰府の梅を使った商品を多数開発する傍ら、カルビーの地域に根差した商品開発の取り組みを知り、2012年12月、カルビー九州支店にコラボレーションを提案。"地元の梅を使用した商品で、受験生を応援したい"という双方の想いが合致し、2013年度から毎年、同校とカルビーとの共同開発で「ポテトチップス合格する梅」シリーズの商品をエリア・数量限定で販売している。また、この共同開発の取り組みは太宰府市の「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト」の一環で行われている。
コラボレーション第11弾となる「ポテトチップス合格する梅(ばい) はちみつうめ味」は、4月以降にカルビー従業員が7回、福岡農業高校を訪れて商品開発に関する授業を実施。生徒はコンセプトやキャッチコピー、パッケージデザインを考え、最終的な味も決めた。今年は梅と組み合わせる味として「韓国のり」や「コンソメ」、「こんぶ」など様々な案の中から梅の香りや酸味との相性が良い味として「はちみつ」を選出。「梅の酸味とはちみつのほどよい甘さでホッと一息リフレッシュして、また勉強を頑張ってほしい」という生徒たちの想いが込められている。
梅を収穫する生徒たち
パッケージの表面には、商品開発に携わった同校食品科学科 梅研究班の生徒11人の写真と生徒たちが考えたオリジナルキャラクターを掲載。また、裏面には梅収穫時の生徒たちの写真を掲載したほか、手書きで応援メッセージが書き込めるメッセージスペースを設けた。さらに太宰府市が元号「令和」の発祥の都であることを説明する文章を掲載している。
商品作りに参加した福岡農業高校食品科学科梅研究班の生徒
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(148)-改正食料・農業・農村基本法(34)-2025年6月28日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(65)【防除学習帖】第304回2025年6月28日
-
農薬の正しい使い方(38)【今さら聞けない営農情報】第304回2025年6月28日
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日