多機能セルフレジ導入で無人店舗「JAしみず ムジンキラリ」オープン2024年4月11日
株式会社TOUCH TO GOは、静岡市にあるJAしみずが4月6日にリニューアルオープンした地域農産物・特産品の無人販売所「JAしみず ムジンキラリ」に、同社の多機能セルフレジ「TTG-MONSTAR」が採用されたことを発表。セルフレジと連携したゲートを組み合わせることで、人手をかけない無人販売を実現しながら、セキュリティの問題も同時に解決した。
4月6日にオープンした無人店舗「JAしみず ムジンキラリ」
今回の無人決済システムの導入は、近年社会問題になっている小売店の人手不足の解決と、農家の販売拠点の増加を目指した取り組み。もともと有人で運営していた同店舗は、規模拡大に伴う移転のため休業していたが、同社の無人決済システムを導入したフルセルフスキャンレジとゲートを導入することで、無人店舗の運営が可能になった。
セキュリティ面で不安のある農産物等の無人販売の問題を、レジと連動して開閉するゲートにより解決し、いつでも買いに来られる店舗を再開。また、JAの持つ遊休資産やJR清水駅近くの商店街への展開視野に入れ、利用者の利便性向上を図る。
多機能セルフレジ「TTG-MONSTAR」を導入した「JAしみず ムジンキラリ」の店内
「TTG-MONSTAR」は、券売機、セルフレジ、セミセルフレジの1台3役をこなす多機能セルフレジ。レジ業務を担うことで、レジ人員を最大50%カット、自動レジ締め機能により閉店時の締め作業も不要となる。専用アプリにより、どこでも売上管理、メニュー登録が可能。このほか、時間ごとのメニュー切替や5か国語の多言語対応、セキュリティゲートとの連動、コールセンターサポート、レジの一部機能縮退による24時間営業の実現など、豊富な機能で様々な業態のお店に利用できる。
重要な記事
最新の記事
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日