令和5年冷凍食品の生産・消費調査 出荷額は7799億円で過去最高 日本冷凍食品協会2024年4月23日
(一社)日本冷凍食品協会は4月19日、「令和5年の冷凍食品の生産・消費調査結果」を公表した。国内生産量は前年比3.3%減。出荷額は2.1%増の7799億円と過去最高となった。
同調査によると、冷凍食品の国内生産は、数量が1546千トン(対前年比96.7%)と前年を下回り、金額(工場出荷額)は7799億円(102.1%)と前年を上回った。家庭用は、757千トン(94.1%)、金額は3996億円(98.4%)と数量、金額ともに減少。一方、業務用は数量が788千トン(99.3%)と減少したが、金額は3804億円(106.3%)と増加した。家庭用と業務用の比率は、数量ベースでは、業務用が家庭用を3年ぶりに上回り、金額ベースでは引き続き家庭用が業務用を上回った。
大分類の品目別生産量では、国内生産の大半を占める調理食品(96.7%)と、水産物(90.9%)、菓子類(94.5%)が減少した。小分類の品目で前年に対して量的に増加したのは、卵製品(113.9%)、春巻(104.4%)、うどん(100.5%)など。
財務省貿易統計による冷凍野菜輸入量は、1120千トン(97.4%)と減少、輸入額は、3042億円(107.8%)と4年連続の増加となり、統計開始後初めて3000億円を超えた。国内消費量(「冷凍食品国内生産量」「冷凍野菜輸入量」「調理冷凍食品輸入量」の合計)は、2880千トン(96.6%)、1人当たりの年間消費量は0.7キログラム減少し23.2キログラムと減少した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































