生協グループと日本ユニセフ協会 金沢大学に緊急支援用テントを寄贈2024年5月13日
日本生活協同組合連合会と日本ユニセフ協会は5月11日、能登半島地震の復興を支援するため、学生ボランティアの活動拠点となるユニセフ(国連児童基金)の緊急支援用テント2張を金沢大学に寄贈した。
日本生協連は2017年から日本ユニセフ協会とユニセフの緊急支援用テントの寄託契約を締結。日本ユニセフ協会は「平成28年熊本地震」の際、被災地自治体の教育委員会等の要請を受け、ユニセフが世界各国の支援現場で用いる多目的テントをコペンハーゲン(デンマーク)の物資供給センターから取り寄せ、被災地へ寄贈した。
この経験をもとに、日本ユニセフ協会は、日ごろからユニセフ募金活動に協力し、東日本大震災の際も緊急支援物資の調達や避難所などへの輸送で協力した日本生協連に、同様の大規模な災害発生に備えた協力を依頼。日本生協連がテントを保管し災害発生時に独自の物流網を通じてテントを被災地に届けることを内容とする寄託契約を締結した。
奥能登の地域では建物の損壊で活動拠点となる場所が不足していることから、ボランティア活動の拠点整備が課題となっている。今回寄贈されるテントは世界各地で、仮設教室や保健医療施設などとして、様々な形で使われている。
同取り組みは、日本生協連、日本ユニセフ協会、石川県ユニセフ協会、コープいしかわ、日本生協連の物流子会社であるCXカーゴの5者の連携で実現。物資の配布や瓦礫の撤去など、約30人の学生ボランティアが重蔵神社を中心とした周辺地域の復興支援を行う際の拠点として使われる。
関係する機関
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日