全国生協とSDGsの実現へ「コープサステナブルアクション」第二弾展開 日本生協連2024年6月6日
日本生活協同組合連合会は、2023年から全国各地の生協と取り組んでいる「コープサステナブルアクション」の第二弾を展開する。
日本生協連はこれまで、SDGsの実現に向けて、全国の生協で推進する「生協の2030環境・サステナビリティ政策」のもと、様々な取り組みを実施。
2023年の「コープサステナブルアクション」には全国37生協が参加し、32万を超えるアクションが行われた。今年も昨年に続き、全国の生協とともに環境や社会問題について「知り」「学び」「アクションする」仲間を増やし、持続可能(サステナブル)な世界の実現を目指す。
◎「コープサステナブルアクション」第二弾概要
■見つけよう!コープいきもの探しクエスト(5月1日~8月31日)
昨年好評だった、「コープいきもの探しクエスト」がバージョンアップ。いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」内で"クエスト"と呼ばれるイベントを実施する。2024年は「初級編」と「上級編」の難易度が異なる2つのクエストを展開する。ゲームのような感覚で、出会った動植物の画像を投稿すると、地図上に表示される仕組み。時期、地点、種名などのデータが蓄積され、気候変動による影響調査や生物多様性の保全などに役立てられる。収集されたデータは分析の上、生協内における公開資料「コープいきものマップ」としてまとめる。
■どこにある?サステナブル(2023年5月23日~2026年3月末)
日々の暮らしの中にあるサステナブルな事例を「家の中」「外出中」「お店の中」の3シーンごとに紹介。サステナブルはむずかしいことではなく、身近な存在であることに気づくきっかけをつくる。
■サステナブルを学ぼう!サステナブル博士の部屋(2023年5月23日~2026年3月末)
4つのテーマ「エシカル」「脱炭素社会」「循環型社会」「生物多様性」について、動画やワークシートをはじめとする各種学習ツールを提供する。(資料監修:WWFジャパン、国立環境研究所・江守正多氏、田崎智宏氏)
■マシンガンズ滝沢さん出演!オンラインイベント「SDGsのじかん」(7月29日)
小学生から学べるオンラインイベント「SDGsのじかん」を実施。ゴミ清掃員芸人として活動するマシンガンズ滝沢秀一さんを講師に招き、ゴミ問題について深く考える。「SDGsのじかん」は、2023年に環境やサステナビリティに関するテーマについて、オンラインで工場見学や学習講演などを3回開催し、YouTubeにてアーカイブ動画を公開している。(2026年3月末まで)
■SDGs.TVでの動画提供(6月~2025年5月末)
SDGsの目標を切り口にして、子どもから大人まで環境や社会問題についてわかりやすく学べる動画をSDGs.TVで、生協職員を対象に提供。生協内のサステナブルに関する理解を促進し、職員の自己学習として活用できる。3分程度と短く、組合員が参加する学習会やワークショップ等で上映することにより、サステナブルの取り組みを広めることができる。
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