令和6年鹿児島県茶品評会で「九州農政局長賞」「県茶生産協会長賞」受賞 今村茶園2024年9月26日
今村茶園(鹿児島県霧島市)は、「令和6年度鹿児島県茶品評会」(主催:鹿児島県茶業会議所)に出品された深蒸し煎茶の部101点の中から、九州農政局長賞と県茶生産協会長賞を受賞した。
鹿児島県茶品評会は、鹿児島県の優れた茶葉を評価し、茶の品質向上を促進するための年次品評会。各賞は、その年に生産された一番茶の荒茶が、普通煎茶の部・深むし煎茶の部それぞれでの茶葉の香りや味わい、色味などを含む品質を総合的な審査の上で決められる。
令和6年度の鹿児島茶品評会は、9月4日から9月5日の2日間に渡り鹿児島県茶市場で実施。普通煎茶の部は103点、深蒸し煎茶の部では101点出品された。「今村茶園」は深蒸し煎茶の部で、2位の「九州農政局長賞」と7位の「県茶生産協会長賞」の2つの賞を受賞した。
深蒸し茶は、通常の煎茶と比較し蒸し時間を長くしたお茶のこと。通常の煎茶では30~40秒程度の蒸し時間だが、深蒸し茶は1分以上かけて茶葉を蒸すことで、まろやかさとコクを引き出す。また、深蒸し茶の製造では「火香」と呼ばれる独特な香りも重要な要素。火香は製茶の最終工程でお茶を乾燥させるための火入れのことで、その際に生じる香りにより茶葉に甘さと深みを与える。
今村茶園は、蒸しと火入れのバランスを巧みに調整することで、茶葉本来の味わいと芳ばしい香りを同時に楽しめる独自の「深蒸し茶」にたどり着いた。
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