夏休みの締めに子どもの遊び場「おやこフェス」開催 パルシステム群馬2025年8月22日
生活協同組合パルシステム群馬は8月30日、配送拠点の渋川センター（渋川市行幸田）で「おやこフェス」を開催。普段は入れない宅配設備まで開放し、地域住民が集える施設として新設した配送センターを紹介する。
巨大冷蔵庫の見学（2024年度）
イベントに参加するのは、事前に申し込んだ利用者や地域住民の家族約100人。宅配稼働時には立ち入れない、商品を保管する巨大な冷蔵庫や冷凍庫を見学し、内部の温度を体感する。配送トラックも間近で見学でき、夏休みの思い出に記念撮影ができる。
パルシステムの環境活動紹介コーナーでは、リユース、リサイクルのため回収する資材を当てるゲームを用意し、仕分けのようすの見学などで、毎週の宅配サービスのインフラが実現する仕組みを解説する。また、利用者がパルシステムで気に入っている「推し商品」の教え合いや景品がもらえるスタンプラリー、射的ゲームのコーナーも準備する。
配送トラックの前で記念撮影（2024年度）
子どもの遊びコーナーは、日頃から地域の子育て支援活動で連携するNPO法人のびるっこ（渋川市半田）と共同で開催。遊びと体験を通じて子育てを支援している同団体のブースでは、お手玉を使用したゲームや指で弾くビリヤードが楽しめる。
渋川センターは、北毛エリアの新拠点として5月22日に開所。働きやすい職場や地域の居場所づくりを目指し稼働している。
パルシステム群馬は、乳幼児家族の交流イベントや教育機関と連携したSDGs学習会など、年間を通して子どもたちの成長につながる企画を開催している。同イベントも配送センターのインフラ活用で子どもたちに環境配慮型の生協の宅配を知ってもらい、リサイクルなど一人ひとりの小さな行動の大切さを伝える。
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