小規模水路の補修テープ開発 農研機構2015年5月27日
農研機構と日東電工はこのほど、小規模コンクリート水路の漏水防止テープを開発した。施行が簡単なうえ低コストで簡易な水路の維持管理に向く。
開発した漏水補修テープは、ゴム系の材料を使用。密着性が高く、モルタル補修や、アルミニウムフィルム、アスファルトを使った従来の製品と異なり、水路の目地やひび割れ部の気温差による伸縮や、摩耗による水路表面の凹凸に強い。
従来の工法との比較では、材料費が半額程度。またシーリング材を塗布する作業が不要で、簡単かつ短時間で施工できる。さらにこのテープは変形しやすく、水路内の水圧に押されて密着度が高まり、時間の経過とともに漏水量を低減・遮断することができる。
今秋、日東電工から「水路補修プチテープ」の商品名で発売予定。問い合わせは農研機構情報広報課(TEL:029‐838‐8169)。

(写真)開発された漏水補修テープ
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