国際シンポジウム「将来の持続可能な農業のための多様な植物遺伝資源」開催 農研機構ら2022年7月1日
東京大学大学院農学生命科学研究科や農研機構が参加するムーンショット型農林水産研究開発事業「作物サイバー強靭化コンソーシアム」は7月16日、国際シンポジウム「Diverse plant genetic resources for future sustainable agriculture ~ 将来の持続可能な農業のための多様な植物遺伝資源 ~」を会場とオンラインで開催する。
「ムーンショット型農林水産研究開発事業」における研究課題「サイバーフィジカルシステムを利用した作物強靭化による食料リスクゼロの実現」は、野生植物などが持つ生物機能をフル活用し、環境適応力の高い作物を迅速かつ自在に開発できる新技術「作物サイバー強靱化」を開発。これにより、食料リスクを解決し、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献することを目標として、研究を始めた。
現在、人類が食料として利用している植物は限られており、近年の環境変動はその生産に甚大な被害をもたらすといわれる一方、野生植物は環境適応に対して高いポテンシャルを持っている。同プロジェクトでは、野生植物が持つ強靭なストレス耐性特異プロセスを理解し、作物育種に利用できる技術の開発をめざす。
同シンポジウムでは、野生植物など植物遺伝資源の多様性や強靭性に関する国内外の研究動向を共有し、将来の持続可能な農業における遺伝資源の可能性について議論する。
◎開催概要
日時:7月16日 13時~17時
開催場所:東京大学弥生講堂 一条ホール※オンライン同時開催(Zoomウェビナー使用)
使用言語:英語
参加費:無料
定員:
<会場>先着130人
<オンライン>1000人まで※先着順。定員になり次第、締め切り
申込方法:ウェブページから参加申し込み登録を。
申込締切:7月7日 17時
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