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【注意報】ネギ等野菜類にシロイチモジヨトウ 府内全域で多発のおそれ 京都府2022年7月28日

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京都府病害虫防除所は、ネギ等野菜類、豆類、花き類にシロイチモジヨトウが府内全域で多く発生するおそれがあるとして、7月27日に病害虫発生予察注意報第4号を発令した。

シロイチモジヨトウ幼虫(左の2枚)、シロイチモジヨトウ卵塊(写真提供:京都府病害虫防除所)シロイチモジヨトウ幼虫(左の2枚)、シロイチモジヨトウ卵塊(写真提供:京都府病害虫防除所)

7月中旬に実施したネギの巡回調査における寄生株率は、小株2.7%(平年値0.9%)、大株3.4%(例年値0.6%)、発生ほ場率は小株42.9%(平年値9.9%)、大株57.1%(例年値8.6%)と、いずれも平年比および例年比で高くなっている。

フェロモントラップへの誘殺虫数(6月第4半旬~7月第3半旬の合計値)は、京田辺市で42.3頭(例年値27.5頭)と例年比で多く、亀岡市で86.1頭(平均値46.0頭)、京丹後市で70.8頭(平均値30.4頭)と過去4年間の平均の約2倍となっている。

向こう1か月の気温は平年比高く、降水量、日照時間はほぼ平年並と予想されている。

ネギの被害(写真提供:京都府病害虫防除所)ネギの被害(写真提供:京都府病害虫防除所)

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)若齢幼虫と比べ、中老齢幼虫の薬剤感受性は低下し、ネギでは葉の内部に潜り込み薬剤による防除効果が低下するため、ほ場をこまめに見回り、若齢期に防除を行う。

(2)被害葉及び収穫残さは本種の発生源となるため、残さは一か所にまとめて積み上げ、表面をビニル等で被覆するなど適切に処分する。

(3)同種は寄主範囲が広く、ネギ以外にも野菜類、豆類、花き類を加害するので注意する。

(4)薬剤散布で使用薬剤は異なる系統のものを用い、同一系統の薬剤の連用は避ける。平成29年に実施した薬剤殺虫効果試験の結果を記載した、平成29年9月21日付け「病害虫発生予察注意報第4号」を参照のこと。

(5)農薬を使用する際には、使用基準を遵守して適正に使用を。最新の農薬情報は農林水産省ホームページの「農薬コーナー」の「農薬情報」で確認する。

(6)性フェロモン剤による交信攪乱や黄色防蛾灯を組み合わせた防除を考慮する。

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