【注意報】リンゴハダニ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2023年4月3日
岩手県病害虫防除所は3月31日、りんごにリンゴハダニの発生が県下全域で多発のおそれがあるとして、令和5年度病害虫発生予察注意報第2号を発令した。
リンゴハダニの越冬卵(写真提供:岩手県病害虫防除所)
3月下旬の巡回調査におけるリンゴハダニ越冬卵の寄生園地率は51.6%で、平年(31.4%)より高かった。仙台管区気象台が3月30日に発表した向こう1か月の予報によると、気温は平年より高く、リンゴハダニの孵化に好適な条件になる。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇剪定時等に枝の分岐部等を注意して観察し、越冬卵が確認された園地では、展葉3日後までにマシン油乳剤で防除を行う。特に、近年発生の多い園地では、芽出前~芽出当時の防除に努める。
〇マシン油乳剤を散布する場合は、風の弱い日にムラが出ないようゆっくり丁寧に十分量を散布する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































