【注意報】タマネギべと病・ネギべと病 県下全域で多発のおそれ 香川県2023年4月26日
香川県農業試験場病害虫防除所は、タマネギべと病、ネギべと病が県下全域で多発するおそれがあるとして、4月25日に令和5年病害虫発生予察注意報第1号を発令した。
タマネギ葉のべと病症状。長楕円形~紡錘形で黄白色の大型のぼやけた病斑を形成する
(写真提供:香川県農業試験場病害虫防除所)
4月下旬の中晩生タマネギでの発生調査によると、発生ほ場率が75.0%(平年:17.3%)、発病株率は28.6%(平年:15.0%)で、発生量は多かった。
同病原菌は気温13℃~20℃で降水量4ミリ以上で感染が活発になる。今後1か月の気象はこの条件を満たす可能性があるため、さらに発病が拡大するおそれがある。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇ほ場を見回り、発生を確認した場合は直ちに治療効果のある薬剤を散布する。
〇ネギのべと病は、タマネギのべと病と同一の病原菌であるため、今後定植が多くなるネギでは予防的に薬剤散布する。
〇排水不良は発病を助長するため、ほ場の排水を良くする。
〇薬剤散布を行う場合には耐性菌の発生を回避するため、同一系統薬剤の連用は避ける。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日