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【注意報】さとうきびに「メイチュウ類」南大東島で発生を確認 沖縄県2023年5月18日

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沖縄県病害虫防除技術センターは、さとうきびにメイチュウ類(イネヨトウ及びカンシャシンクイハマキ)の発生を南大東島で確認。これを受けて、5月16日に令和5年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。

図1:芯枯れの様子(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図1:芯枯れの様子(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

4月中旬に南大東村で、新植春植および株出ほ場で芯枯茎率調査を行った結果、新植春植で11.6%、株出で20.4%といずれも発生程度は「多」。また、発生ほ場率は100%だった。(図1、2)

図2:ほ場全体の様子(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図2:ほ場全体の様子(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

メイチュウ類共通では、被害ほ場およびイネ科雑草が発生源となり、ほ場に侵入する。また、ふ化幼虫は葉鞘の内側を下降して節部の芽や根帯から食入し、生長点を加害して芯枯れ(図3)を起こす。

図3:芯枯茎(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図3:芯枯茎(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

カンシャシンクイハマキは、沖縄では年6~7世代を重ね、周年発生。卵は葉や茎に1~数卵ずつ産み付けられ、1雌当たりの生涯産卵数は200~500 卵に達し、被害はほ場内に散在的に発生する。一方、イネヨトウ(図5)は、沖縄では年5~7世代を重ね、周年発生。卵は葉鞘の裏側に卵塊で産み付けられ、1雌当たりの生涯産卵数は400~700 卵に達する。また、初期被害はほ場周縁部で見られ、ほ場内でスポット状や畝に沿って被害が拡大する。被害が集中的に起こるため、生育初期に加害されると坪枯れを起こすこともある。

図4:カンシャシンクイハマキ幼虫(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図4:カンシャシンクイハマキ幼虫(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

図5:イネヨトウ幼虫(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)図5:イネヨトウ幼虫(写真提供:沖縄県病害虫防除技術センター)

同センターでは次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇ほ場および周辺の除草を徹底する。

〇春植えおよび株出しでは、発芽または萌芽揃期から芯枯れを防止するため、食入初期の幼虫を想
定して薬剤による予防散布を行う。

〇乳剤を使用する場合は、葉鞘内に薬液が浸透するように丁寧に散布する。粉剤の場合は、茎と葉元の間に散布し、降雨や散水等により溶解させ、葉鞘内部へ浸透させることで防除効果が高まる。

〇薬剤防除後、2~3週間をおいて再度防除を行うことで防除効果が高まる。

〇被害の多い地域では薬剤による一斉防除を行う。
※農薬の使用にあたっては、ラベルをよく読み、登録内容を確認して正しく使用する。

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