農林水産省「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」に採択 ユーグレナ2023年9月22日
ユーグレナとタックジャパンらは、農林水産省の「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」(事業主体:農研機構)第2回公募において、「中日本における混合堆肥複合肥料の生産・流通モデルの実証」が実証課題として採択された。
日本は肥料原料の大半を海外から輸入しており、為替や肥料原料価格の変動などで農家のコストが大きく変わる。そのため、国内の未利用資源を有効活用してコストを抑え、海外依存度を下げることが、農業経営の安定と食料の安定供給にとって重要な課題となる。
今回の「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」は、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」の目標達成に向けて、未利用資源の一つである家畜排せつ物をペレット堆肥として活用し、広域流通させる取組の実証をモデル的に実施する。
具体的には、ユーグレナが代表機関として中部地方および近畿地方の事業者・生産者等とコンソーシアムを組み、鶏ふん堆肥を原料にした混合堆肥複合肥料を開発・製造する。この肥料を使って、現場レベルでの技術課題の解消や複数作物向けの栽培試験などを実施。また、農業生産者への調査を通して、混合堆肥複合肥料の機能・性質の周知が堆肥の流通促進にどのように影響するかを検証する。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】荏原実業(3月27日付)2025年2月19日
-
地域農業維持 小さな農家支援や雇用が重要 食農審北陸ブロック 意見交換会2025年2月19日
-
農政変えるのは今 3・30トラクターデモを共に 令和の百姓一揆実行委・院内集会での現場報告から2025年2月19日
-
人がキツネになる前に 山形の米農家・菅野芳秀さん 「令和の百姓一揆」院内集会の発言から2025年2月19日
-
米の相対取引価格 過去最高を更新 60kg2万5927円 1月2025年2月19日
-
【地域を診る】地域の未来をつくる投資とは 公共性のチェック必要 京都橘大学教授 岡田知弘氏2025年2月19日
-
農林中金 奥理事長退任へ2025年2月19日
-
稲作農業が継続できる道【小松泰信・地方の眼力】2025年2月19日
-
荒茶の生産量 鹿児島がトップに 2024年産2025年2月19日
-
卓球アジアカップ出場の日本代表選手を「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年2月19日
-
香港向け家きん由来製品 愛媛県、鹿児島、宮崎県からの輸出再開 農水省2025年2月19日
-
FC岐阜との協業でぎふの米の食育授業とサッカー教室 ぎふの米ブランド委員会(1)2025年2月19日
-
FC岐阜との協業でぎふの米の食育授業とサッカー教室 ぎふの米ブランド委員会(2)2025年2月19日
-
BASFとNEWGREEN 水稲栽培のカーボンファーミングプログラム共同プロジェクトで提携2025年2月19日
-
デジタル資産問題【消費者の目・花ちゃん】2025年2月19日
-
トラクタ体験乗車など「Farm Love with ファーマーズ&キッズフェスタ2025」に出展 井関農機2025年2月19日
-
野菜本来の味を生かした「国産野菜100%の野菜ジュース」3種を新発売 無印良品2025年2月19日
-
土壌データ見える化を手軽に「らくらく実りくんスマホ版」新発売 横山商会2025年2月19日
-
水田の中干し期間延長 J-クレジット創出方法を学ぶ勉強会開催 Green Carbon2025年2月19日
-
旬の味覚「長崎いちご」発信 特別展示「FOOD DESTINATION PORT」開催 長崎県2025年2月19日