農林水産省「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」に採択 ユーグレナ2023年9月22日
ユーグレナとタックジャパンらは、農林水産省の「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」(事業主体:農研機構)第2回公募において、「中日本における混合堆肥複合肥料の生産・流通モデルの実証」が実証課題として採択された。
日本は肥料原料の大半を海外から輸入しており、為替や肥料原料価格の変動などで農家のコストが大きく変わる。そのため、国内の未利用資源を有効活用してコストを抑え、海外依存度を下げることが、農業経営の安定と食料の安定供給にとって重要な課題となる。
今回の「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」は、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」の目標達成に向けて、未利用資源の一つである家畜排せつ物をペレット堆肥として活用し、広域流通させる取組の実証をモデル的に実施する。
具体的には、ユーグレナが代表機関として中部地方および近畿地方の事業者・生産者等とコンソーシアムを組み、鶏ふん堆肥を原料にした混合堆肥複合肥料を開発・製造する。この肥料を使って、現場レベルでの技術課題の解消や複数作物向けの栽培試験などを実施。また、農業生産者への調査を通して、混合堆肥複合肥料の機能・性質の周知が堆肥の流通促進にどのように影響するかを検証する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日