【注意報】果樹にカメムシ類 県下全域で多発のおそれ 長崎県2024年5月9日
長崎県病害虫防除所は、果樹にカメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ)が県下全域で多発のおそれがあるとして、5月2日に令和6年度病害虫発生予察注意報第3号を発令した。
長崎県病害虫防除所によると、カメムシ類の今年の越冬量は、0.77頭/㎡、平年0.3頭/㎡)と平年よりやや多い(3月15日付け令和5年度発生予察防除情報第19号より)。
フェロモントラップにおける誘殺数は、諫早市では4月3半旬と6半旬に飛来の増加が確認され、平年より誘殺数が多く、西海市でも4月3半旬に平年より多い誘殺数が確認されている(図1)。また、誘殺数の増加は、例年より早い。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇飛来時期や飛来数は園によって差があるため、こまめに見廻って早期発見に努め、飛来を認めたら早急に防除する。
〇ハウス栽培では、開口部を防虫網(4ミリ目以下)で被覆し、侵入を防ぐ。被覆済みのハウスでは、防虫網の破損がないか点検・補修する。
〇なし等では袋かけ作業が遅れないようにする。
〇収穫時期の近い品目は農薬使用基準に留意する。
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