【注意報】6月から発生面積増 かんきつに黒点病 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2024年7月11日
宮崎県病害虫防除・肥料検査センターは、かんきつに黒点病が県下全域で多発のおそれがあるとして、7月1日に令和6年度病害虫発生予察注意報第2号を発令した。
宮崎県病害虫防除・肥料検査センターによると、6月中旬の巡回調査の結果、黒点病の発生面積率は38.9%(平年13.9%)で平年と比較してやや多。発病度は3.67(平年0.48)、発病葉率は18.3%(平年2.0%)で、いずれも平年比多だった(図1、図2)。

鹿児島地方気象台が6月20日に発表した1か月予報によると、向こう1か月の気温は平年より高く、降水量は平年並で曇りや雨の日が多いと予想。発病に好適な条件が続くことが予想されるため注意が必要。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇黒点病は糸状菌(Diaporthe citri)により葉、果実、枝に発生し、果実への感染時期は6~10 月。
〇特に果実は幼果~成熟期まで長期に渡って発病するため、防除適期を逸しないように連続して防除を行う。
〇防除の目安は、薬剤散布後の積算降水量が250ミリを超えた時点だが、降水量が少ない場合でも、薬剤散布の30日後には次の防除を実施する。
〇同病は降雨によって発生が助長されるため、降雨前の薬剤散布を徹底する。
〇降雨が続き晴天がないような場合でも、雨間散布により防除効果が期待できるため防除適期を逃さないよう防除を行う。また、降雨がなく晴天が続く場合でも、同病の更なる被害拡大を防ぐために定期的に薬剤防除を行う。
〇伝染源は保菌した枯れ枝であるため、枯れ枝の剪定・除去(園外へ持ち出し)を行うとともに、肥培管理に注意し、樹勢の強化、枯れ枝の発生抑制に努める。
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